ここでは、『現金化』という言葉の本当に意味をご紹介します。
今では不動産や有価証券などをお金に換えることなどに「現金化」という言葉が使用されるようになりました。
しかしこの現金化という言葉は古くから存在していた言葉ではなく近年誕生した比較的新しいフレーズなのです。
それ以前は同じ意味の言葉となる換金や資金化などが使用されていました。
では、どのようにしてこの「現金化」は生まれたのでしょうか?
目次
現金化の語源とは?
インターネットが浸透した現代では何かわからないことや調べたいことがあった時はYahoo!やgoogleの検索窓にキーワードを入力すればそれに関連する様々なサイトやニュース、商品などが検索結果に表示されます。
そこで早速、インターネットを開き「現金化」で検索すると表示されたのはクレジットカードのショッピング枠を現金化に関するサイトばかりでした。
つまり、現金化はクレジットカードのショッピング枠をお金に換えることから誕生した言葉なのです。
では、クレジットカード現金化は現金化という言葉がなかった頃にはどのように呼ばれていたのでしょう?
今となってはクレジットカードのショッピング枠現金化は消費者金融やキャッシングに代わる新しい資金調達の方法としてその地位を確立しています。
しかし、数年前まではまだマイナーな隙間産業でしかなかったのです。
その頃は現在のインターネットでの広告ではなく街中にある電信柱や自動販売機などに「カードでお金」の看板で宣伝していました。
つまり、このカードでお金という看板も現金化と同じく『クレジットカード現金化』という意味なのです。
「カードでお金」という曖昧な表現
クレジットカード現金化についてまったくの無知の方に「カードでお金ってなんだと思う?」という質問をしてみたところその回答は
- 「カードを担保にお金を借りるサービス」
- 「クレジットカードを買い取ってくれる」
- 「クレジットカードのキャッシング」
などがありました。
やはり、カードでお金というとクレジットカードを想像される方が多いようですね。
確かにカードでお金だけではどんな商売なの見当もつかないのも無理はありません。
これは現在のクレジットカードのショッピング枠現金化なのですがカードでお金という曖昧な表現をしその実態を明かさずに商売を行っていたのです。
このカードでお金の本当の意味はクレジットカードのショッピング枠を使用してお金に換金するということです。
なぜこれを曖昧に表現していたのかといいますとクレジットカードのショッピング枠を換金目的で使用することはクレジットカード会社との利用規約違反になる行為だからです。
クレジットカードの現金化は利用規約違反
ショッピング枠は元々カード会社よりショッピングをするために賞与されている利用枠です。
そのため、換金目的でショッピング枠を利用することは堅く禁じされているのです。
- カードの利用停止
- カード会員資格の失効
- 利用枠の一括請求
カード会社に現金化がバレるとこのようなリスクを負うことになります。
どれもかなり大きなリスクですよね・・・。
しかし、こちらのリスクはカード会社に現金化がバレた場合の話です。
一週間に何百万と現金化をしたり、換金目的で商品を買いまくらなければ早々バレることはありませんし、現金化目的での利用だったかは本人にしかわからないことです。
まずバレることはないので、その点に関しては安心しても良いでしょう。
ただし、クレジットカード現金化は利用規約に違反しているのも事実なので、そのことだけは忘れないでくださいね。
法律で禁止されているわけではない
また、こちらもよくある勘違いなのですが、クレジットカード現金化は利用規約違反ではありますが、法律で禁止されているわけではありません。
クレジットカード現金化を禁止する法律は2018年現在存在しておらず、あくまで『グレーだが違法ではない』というのが一般的な見方なのです。
世の中は綺麗ごとばかりではなく、急な出費で困ることもあります。
「どうしてもお金が必要」なんてときは審査なしで活用できるクレジットカード現金化が便利な方法となるのは間違いないでしょう。
【関連記事】
・クレジットカード現金化が違法性や犯罪性が示唆されるワケ
クレジットカード現金化は2種類ある
ひとことでクレジットカード現金化といっても、その方法は2つあります。
- 業者を使って現金化する方法
- 自分で現金化する方法
それでは、どちらの方法も詳しく解説していきましょう。
業者を使って現金化する方法
一般的に使われているのが『業者を使って現金化する方法』です。
いつ申込みをしても即日入金が可能で、無駄な手続きなく申込みをするだけで現金化ができます。
初心者でも簡単に利用できますので「今すぐにお金がほしい」という方にオススメの方法です。
業者を使って現金化するメリット
- 初めてでも申込みだけでOK
- 24時間いつでも利用できる
- 手元のPC・スマホで申込み可能
- カード決済会社を通すので現金化がバレにくい
- 家族にも内緒で利用できる
業者を使って現金化するデメリット
- 業者に手数料を払う必要がある
- 詐欺を働く悪質な業者もいる
- 身分証とクレジットカードの写真が必要
ショッピング枠を自分で現金化する方法
ショッピング枠の現金化は自分ですることも可能です。
カードで購入した商品を売却するという手間はかかりますが、業者を使いたくないという方には利点の多い方法と言えるでしょう。
ただし、自分でショッピング枠を換金する場合はカードの利用停止のリスクも高くなりますので要注意です。
【関連記事】
・クレジットカードが使えない!換金目的により利用停止になった悲劇
ショッピング枠を自分で現金化するメリット
- 手数料が掛からないから換金率高め
- 業者を使わなくても良い
- 身分証だけで現金化を活用できる
ショッピング枠を自分で現金化するデメリット
- 換金率の高い商品はカード利用停止のリスクが高め
- 購入時と売却時に店舗に出向かなければならない
- 商品の価値が変動すると換金率も大幅に変わる
- 商品の価値に詳しくないと高換金率は難しい
現金化を自分でするときに転売する商品
業者を使うとなると、どうしても危険なイメージが付きまといますし、業者を使えば手数料20%前後を支払わなければならず、決して安い金額ではありません。
そのことから「どうしても自分で現金化をしたい!」を思われる方も少なくないでしょう。
そこで、次は自分で現金化するときに転売する商品について説明します。
- カードで換金性の高い商品を買う
- 買った商品を売却する
- 買取価格分の換金率で現金化
自分でする現金化はこのような手順なので、高換金率で取引をしたいのなら転売する商品の種類が命です。
自分で現金化をしたいという方はぜひ参考にしてみてください。
①.金券・新幹線チケットの換金
金券・新幹線チケットは換金率90%以上で取引できる商品です。
とくに新幹線チケットはJRのみどりの窓口で購入ができますので、簡単に購入できることも利点と言えるでしょう。
ただし、何度も言うように換金性の高い商品は利用停止のリスクも高いです。
新幹線チケットのような簡単に購入できる商品はカード会社からの警戒も強くなっています。
リスクの高い商品なので、通常の方にはオススメできません。
クレジットカードの支払いが追いつかず、「もうすぐカードが止まってしまう・・・」なんてときに使うのが良いかもしれませんね。
②.amazonギフト券の売却
『amazon.co.jp』で販売されているamazonギフト券を売却してでも自分で現金化は可能です。
また、amazonギフト券の種類の中でもEメールタイプであれば即座にギフトコードが送られてくるので即日現金化にも相性が良いです。
即日現金化が希望の方はEメールタイプのamazonギフト券を購入するのが良いでしょう。
ただし、amazonギフト券は金券ショップで取り扱いはされていません。
ですので、専門の買取業者に依頼して売却する必要があります。
詳しくは以下の関連記事で説明していますので、こちらをご覧ください。
【関連記事】
・amazonが販売するデジタルギフトが換金されているワケ
③.ブランド品・人気ゲーム機の購入
次にご紹介するのがブランド品や人気ゲーム機を転売する方法です。
ブランド品やゲーム機はさまざまな店舗で売られていますので簡単に購入できますね。
また、買取価格もインターネットで簡単に調べられますので、ブランド品・人気ゲーム機の転売するときは事前に購入する商品の買取価格を調べておくのが良いでしょう。
④.電子マネーにチャージして返金
みなさんが持っている電子マネーにチャージして返金する方法でも現金化は可能です。
返金に対応している電子マネーはSuicaが代表的なので、こちらの方法を使うときはSuicaを使うのが良いでしょう。
Suicaで現金化する場合、JRのみどりの窓口で返金手続きをするか切符を購入して取り消しの手続きをすることで現金化が可能です。
利用限度額が2万円までと少ないため高額の現金化はできませんが、少額のお金を用意したいときはこちらの方法がオススメです。
まとめ
今回は現金化の本当の意味についてまとめさせて頂きました。
『現金化』や『カードでお金』の意味は『クレジットカード現金化』のことを指します。
また、このクレジットカード現金化は業者を使った方法と自分でする方法の2つがありますが、自分で現金化はデメリットが多いというのが現状です。
時間帯によっては即日現金化ができないことも多いですし、カードの利用停止のリスクも高いです。
そのことを考えれば、多少換金率が下がったとして業者を使って現金化をしたほうが良いでしょう。
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