携帯電話といえばauやソフトバンクよりもやはり「ドコモ」を利用している方はもっとも多いといえるでしょう。
そんなドコモユーザーにとってスマホだけで買い物の支払いができる決済サービスはとても利便性の高いことは間違いありません。
しかしながら「ドコモの決済方法や仕組みはよくわからない」という方も少なくないでしょう。
現在、ドコモでのお金に関するサービスとして
- ドコモ払い
- d払い
- ドコモ口座
という3つの異なるサービスがああるのです。
この3つのサービスについて長年、ドコモの携帯を利用しているドコモユーザーでもすべてを理解している方は少ないでしょう。
ではドコモユーザーにはぜひ知っていただきたい決済サービスの違いについて解説していきます。
目次
携帯キャリア決済となる『ドコモ払い』
クレジットカードがなくても現金化することができる携帯キャリア決済の現金化はまだまだ増加傾向にある人気のサービスといえるでしょう。
この携帯キャリア決済現金化は後払いとなる各キャリアが提供する決済を利用し現金化するサービスです。
ドコモのキャリア決済の名称となるのが「ドコモ払い」であり以前はドコモケータイ払いという名称でした。
そのためドコモユーザーの多くは「ケータイ払い現金化」というイメージが残っている方が多いのではbないでしょうか?
ではドコモ払いの特徴について解説していきます。
ドコモ払いの利用資格
ドコモ払いは審査不要で買い物ができるキャッシュレスとなる決済サービスですがドコモユーザーのみしか利用することはできません。
なぜならドコモ払いで支払いをした代金は翌月の携帯電話料金に合算され請求されることになります。
したがってドコモとスマホやタブレットといった回線の契約がドコモ払いには必要になってくるのです。
ドコモ払いの限度額
ドコモ払いの利用限度額は契約社の年齢や契約年数、支払い状況によって異なります。
年齢 | 契約期間 | 利用限度額 |
20歳未満 | 月1万円 | |
20歳以上 | 1~3ヶ月目 | 月1万円 |
4~24ヶ月目 | 月3万円 | |
25ヶ月目以降 | 月最大10万円 |
ドコモ払いの特徴
ドコモ払いというのはかんたんにいうと「ドコモが立て替えて支払うサービス」となります。
つまりドコモの携帯キャリア決済のことです。
ではドコモ払いと同じにも見えるd払いとはどのような決済サービスなのでしょうか?
アプリで決済が可能な『d払い』
ドコモのホームページを見てもドコモ払いとd払いは同じページにあり、どう違うのかよくわからない方は少なくないでしょう。
- ドコモ払いとd払いの違いはなんですか?
- ドコモ払いはドコモの回線をお持ちの方でspモードまたはiモード契約のある方がご利用になれますが、d払いはドコモの回線をお持ちでない方※もdアカウントがあればご利用になれます。
d払いはお買物代金に応じてdポイントがたまり、たまったdポイントをお買物代金として使うこともできます。
名称からしても似ておりますが、実は異なった内容となるサービスなのです。
d払いの利用資格
d払いは特にドコモのキャリアを契約しているドコモユーザーだけが利用できるサービスではありません。
ドコモユーザー以外でもdアカウントを取得することによってd払いを利用することは可能です。
d払いの限度額
d払いは決済手段のひとつであり、
- ドコモ払い(携帯電話料金合算)
- dポイント
- クレジットカード
を支払い方法として選択することができます。
したがってd払いの限度額というのはドコモ払いなら利用可能枠であり、dポイントならポイント残高が限度額となるのです。
d払いの特徴
このd払いの特徴といいますと、マクドナルドやコンビニといった実際の店舗での支払いに利用でき、ネットでの買い物にも対応しています。
そしてd払いを利用することによって金額に応じdポイントも付与されることになりますので現金で支払うよりもオトクといえるでしょう。
VISAプリペイドで支払いできる『ドコモ口座』
最近では実際に店舗のないインターネットバンクが多くなってきています。
ネットバンクのほとんどがスマホアプリで送金や残高照会といった基本的な手続きを行うことができるため利便性が高いことは間違いありません。
携帯キャリアのドコモには「ドコモ銀行」はありませんが、ドコモ口座という銀行に近いサービス/span>があることをご存知でしょうか?
ではこのドコモ口座について解説していきます。
ドコモ口座の利用資格
個人によるFOMA、Xi(クロッシィ)をご契約の方
ドコモ口座の限度額
チャージ(入金)
1ヶ月にチャージできる金額 月100万円まで
- 銀行口座でのチャージ 月10回
- セブン銀行ATMでのチャージ 無制限
- ペイジーでのチャージ月 5回
- コンビにでのチャージ 無制限
- 銀行口座でのチャージ 1,000円から10万円
- セブン銀行ATMでのチャージ 1,000円から10万円
- ペイジーでのチャージ1,000円から10万円
- コンビにでのチャージ 2,000円から10万円
受取
受取限度額 月合計20万円
払い出し
- 銀行口座 10万円
- セブン銀行ATM 10万円
- ケータイ料金 5万円
VISAプリペイド
1ヶ月の利用限度額 月100万円
ケータイ料金合算(後払い) 2万円または5万円
ドコモ口座の特徴
普通にお金を預けたり、送金するのであればネットバンクのアプリで十分といえるでしょう。
そのためドコモユーザーであっても特にドコモ口座に魅力を感じていない方も多いと思います。
ところがドコモ口座には他のキャリアにはない特有のサービスがあるのです。
VISAプリペイドでの買い物機能
ドコモ口座はドコモ口座間の送金やケータイ料金の支払いに充当できるだけではなく、ネットショップでのオンライン決済に利用可能です。
ドコモ口座のアプリから「VISAプリペイドカードを発行する」を選択しますと、ワンタイムカードが発行されますのでVISAの加盟店の支払いに利用できます。
ドコモ払いとは別枠の後払い機能
ドコモ口座は後払いのキャリア決済となるドコモ払いとは別にドコモ口座の後払いの利用枠が設定されています。
限度額は最大で5万円まで利用することができケータイ料金に合算され請求させることになるのです。
したがってドコモユーザーだけでは通常のキャリア決済の利用枠以外にもドコモ口座の利用枠も現金化することができることになります。