お金を工面するための方法として消費者金融などからお金を借りるよりもクレジットカードのショッピング枠や身近なアイテムをお金に換える「現金化」という方法は有効な資金調達方法として利用されていることはいうまでもありません。

カードでお金の看板のクレジットカード現金化は今から30年以上前から行われている古典的なの現金化方法ですが、現在ではクレジットカードだけに限らずさまざまな現金化による資金調達するサービスが登場しているのです。

2017年6月に「瞬時に目の前のアイテムを現金化できるアプリCASH」が登場しインターネット上で大きな話題となったことはまだ記憶に新しいのではないでしょうか?

クレジットカードや携帯電話キャリア決済の現金化などの後払いによる現金化方法とは異なり、CASHは自分の身近にある

  • 携帯電話・スマートフォン
  • ブランド品
  • 腕時計・アクセサリー

といった商品の画像をカメラで撮影するだけで即現金化することができるスマホアプリとしてリリース初日に3億6000万円以上が現金化され即日で査定一時中止という状態に陥りました。

そして約1ヶ月が過ぎてから現金化アプリCASHは再開することになり、これまでの15%のキャンセル料などの機能を排除し1日の上限金額を1,000万円にし現在でも多くのユーザーがCASHによって現金化しています。

そんなCASHは買取を再開した8月24日からわずか2ヶ月後となる10月31日付でDMM.comが70億円で買収したことが大きな話題となりました。

このように今、「即現金化」というワードはトレンドとなりつつあるのですが、現金の売買によるクレジットカードのショッピング枠現金化として逮捕者が出たメルカリでもCASHに続く現金化アプリ「メルカリNOW」を11月27日にリリースし、CASHが独占する即現金化市場に参入したのです。

先行する現金化アプリCASHの利用方法

アプリのインストール

「目の前のアイテムが一瞬でキャッシュに変わる!」としてこれまでにない即現金化アプリとなるCASHですが、リリース当初はさまざまな物議を醸し出していました。

CASHでは現金化したいアイテムをカメラで撮影すれば現金化することができましたが、商品の買取だけでなく15%のキャンセル料を支払うことによって買取をキャンセルすることができたのです。

このCASHで買取をキャンセルする際の手数料が事実上の金銭の貸付による利息という解釈もできるため貸金業法違反などの法律に抵触するという意見もありました。

その後、CASHが再開する際にはキャンセルのシステムを廃止し商品買取だけのまさに現金化アプリとして利用されています。

このCASHでの現金化する際の上限金額は2万円までとなりますが、下限金額も1,000円からとなりさらに利用しやすい現金化アプリとなったのではないでしょうか?

ではこの現金化アプリCASHに続くメルカリグループのソウゾウが運営するメルカリNOWについて検証していきます。

現金化アプリとしてのCASHとメルカリNOWを比較

現金化アプリメルカリNOW

どんな商売やサービスでもそうですが、先行するビジネスモデルのような存在があるのであればそれと同じように事業を進めればまず失敗する可能性はないでしょう。

そのため先行している現金化アプリCASHとリリースされたばかりのメルカリNOWを比較してみたところほとんど差はありません。

メルカリNOWの基本的な特徴としては

  • スマホのカメラで撮影するだけで、すぐに査定額を表示
  • 「メルカリ」の取引データを参考に査定金額を算出するため、他社よりも納得感の高い金額を提示可能
  • CASH同様、査定金額の上限は2万円
  • リリース当初はレディース、メンズの服飾品限定。利用状況を見ながらカテゴリーを拡大。
  • 売上金はすぐにメルカリ内での買い物に利用できる。
  • 1日の買取金額は上限1000万円。毎日10時にリセット。
  • メルカリのアプリ内にある「メルカリNOW」のタブから利用可能。
  • 買い取った商品は、ソウゾウがメルカリ内で販売する
  • カメラロールに保存された画像を査定に使うことはできない仕組み
  • 査定までの流れは、商品ブランドの選択、カテゴリーの選択、製品の状態(未使用、1回着用など)を選択、製品全体の写真を撮影する。
  • 手数料は無料。集荷も無料でメルカリが行う。
  • 本人名義の銀行口座の登録が必須。未成年は利用不可。
  • 万が一、盗難品などを出品した場合、売上金の没収やアカウントの停止を行う。

といったようにCASHとメルカリNOWはほとんど同じ内容となります。

CASHとメルカリNOWの相違点とは?

CASHとメルカリNOWの相違点

現金化アプリとしてのCASHとメルカリNOWは非常に類似した内容であり、そこまでの違いはないように感じられます。

ではこの二つの即現金化アプリにはどのような違いがあるのでしょうか?

本人確認書類提示の義務

CASHでは電話番号によるSMS(ショートメッセージ)での認証をすれば現金化することはできます。

CASHは現金化アプリとしてはパイオニアですが、メルカリは現在のフリマアプリの最大手でもありこれまでいくつものトラブルや問題を乗り越えてきました。

そして現在ではメルカリでは身分証明書による本人確認が義務付けられており、CASHのように簡単な電話番号認証だけでは利用することはできません。

そんなメルカリNOWでも同様に現金化する際には身分証明書をアップロードし本人確認をしなければ現金化することはできないのです。

この本人確認の手続きは古物営業法に基づくものと思われますが、1万円未満の買取であれば本人確認不要なはずですがCASHでは本人確認は必要ないため法的に問題があるのかも知れません。

これはCASHとメルカリの運営の体質の違いであり、メルカリNOWは防犯の面では高い安全性を誇っているようにも感じられます。

メルカリNOWで現金化された商品はメルカリで出品

CASHで現金化された後の商品というのはどこで転売などされているかわかりませんが、メルカリNOWで現金化された商品はメルカリで出品されることになります。

おそらくメルカリNOWの狙いというのはこのメルカリでの出品数の増加という意図もあるのでしょう。

したがってメルカリNOWでアイテムが現金化されることによってメルカリで出品される商品は増えることになります。

そしてメルカリNOWで現金化された売り上げはメルカリでの買い物にも使用することができるという、現金化を名目に運営母体となるメルカリを活性化させるための手段といえるでしょう。

つまり今後はほかのフリマアプリでもメルカリNOWのように自社サイトを盛り上げるための現金化アプリが登場する可能性も考えられます。

アクセス殺到によって開始17分で一時中止に

メルカリNOW一時中止

現金化アプリCASHがリリースされたと同時に相当数の利用者が現金化を利用しわずか16時間ほどで3億6000万円が現金化されました。

これは「モノを瞬時にお金に換えることができるアプリ」という新しいサービスに興味を持った方が非常に多く存在していた結果といえるでしょう。

ではCASH同様、現金化するためのアプリとなるメルカリNOWはといいますと17日の12時からリリースされることになりましたが、わずか17分という短時間でアクセス殺到によって中止となりました。

現在はすでに復旧していますが、やはりCASHに勝るとも劣ることのない非常に魅力的なサービスということは間違いありません。

実質的な内容としては両者とも大きな差はありませんが、こういった手軽にお金を工面することがアプリというのは法律などの問題点を抱えながらも今後は発展していく可能性を秘めた新ビジネスなのではないでしょうか?

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