「クレジットカードのショッピング枠現金化」という言葉を聞くと貧困層をターゲットにした新手のヤミ金融というイメージを抱く方が多いのではないでしょうか?

なぜならクレジットカードにはお金を借りることができるキャッシング機能があり、ショッピング枠を現金化している方はキャッシングを使いきった後にショッピング枠でお金を借りているような印象があるからです。

クレジットカードのショッピング枠は本来、買い物の支払いを一時的に立替払いし後に支払いをするものであり、キャッシングのようにお金を借りることはできません。

そんなクレジットカードのショッピング枠を利用しお金を工面する方法は間違っても正規の商売とはいえないでしょう。

しかしながら2010年6月から施行された総量規制の影響によって消費者金融やキャッシングが困難になった方が利用できるショッピング枠の現金化が脚光を浴びることになったのです。

ではこの現在では違法とも解釈されることのあるクレジットカードのショッピング枠現金化の問題点について検証していきます。

なぜクレジットカード現金化は違法となってしまったのか?

違法となったクレジットカード現金化

現在ではクレジットカード現金化は法律に違反する商売という認識が強くありますが、その昔は違法な商売ではない時代がありました。

店舗営業する新宿の関東ギフトは今から30年も前から続く老舗の現金化業者です。

つまりクレジットカード現金化は30年以上前からある歴史のある商売となります。

もちろん現在の方法と当時のクレジットカード現金化では方法は異なりますが、クレジットカードのショッピング枠をお金に換えるという根本的な部分は変わりません。

実は現在でもショッピング枠を現金化する行為には違法性はなく、マスメディアによる世間一般のイメージがそうさせているだけなのです。

ではなぜクレジットカード現金化の業者が法律違反として摘発されることになったのでしょうか?
この逮捕された現金化業者はキャッシュバック特典付の商品をクレジットカードで購入させる方法で現金化したにもかかわらず、購入したはずの商品を配送しなかったため実質的な金銭の貸付となり貸金業として許可なく営業したとして貸金業法違反及び法定金利の数十倍の暴利をとったことにより出資法違反の容疑で逮捕されたのです。

現在でもいくつかの現金化業者ではキャッシュバックによる方法で現金化していますが、摘発に至ることはありません。

つまりキャッシュバックによる現金化のごく一部の業者が売買取引に不備があったため違法と判断されたと解釈されたのではないのでしょうか。

一方、店舗で現金化を行っているカードでお金の看板の現金化業者は今でも問題なく営業を続けています。

したがって一般的なクレジットカード現金化は違法ではないといえるのではないでしょうか。

クレジットカードのショッピング枠現金化には問題はない?

クレジットカード現金化の問題点

実際には現行法では違法とは判断されないクレジットカード現金化はマスメディアの報道によって「違法」と仕立てられたといっても過言ではありません。

確かに法律を遵守することは日本で生活していく以上、最低限のルールとなりますがそれ以外にクレジットカード現金化に問題点はないのでしょうか?

キャッシュバック方式の現金化方法の問題点

クレジットカードのショッピング枠現金化の方法は大きく分けて

の二つに分類されています。

商品の買い取りによる現金化方法は古物商の営業許可を受けているのであれば、古物の買い取りとなるため正規の商売であり問題とはならないでしょう。

一方、クレジットカードで購入した商品に現金がキャッシュバックされる特典があるという商売というのはどうなのでしょうか?

よくあるキャッシュバックによる現金化のホームページには「景品表示法のもれなく型の例外として現金キャッシュバックする合法なサービス」として記載されています。

確かにもれなく現金をキャッシュバックするキャンペーンは携帯電話の販売店などでも見られるもので問題のない方法のようにも感じられるのではないでしょうか?

このキャッシュバックによるクレジットカード現金化で売買される商品というのはほとんど価値のない画像データやおもちゃの指輪となります。

なぜなら本当に決済金額相当の価値となる商品にキャッシュバック特典を付ければ現金化業者が大赤字になることはいうまでもありません。

そのためクレジットカード決済によって価値のない商品を購入させ、決済金額の70%から80%をキャッシュバック特典として還元する方法なのです。

日本の法律では商品の価格を自由に決めることができるため10円の価値しかない商品を100万円で販売したとしても違法ではありません。

ただ10円のものを100万円で買う人はいないでしょう。

しかしキャッシュバックによるショッピング枠現金化では10円のものが100万円で売れることもあります。

なぜならこの目的は10円の商品を買うことではなく100万円分のクレジットカード決済であり、現金キャッシュバックをしてもらうためだからです。

利用者は100万円のクレジットカード決済をし80万円程度の現金を手にすることが目的となります。

現金化業者は80万円の現金を支払い決済手数料を差し引かれた100万円の売り上げが入金されることになるのです。

この両者の目的は果たすことができる方法としてキャッシュバックによる現金化はあるのですが、問題はクレジットカード会社です。

クレジットカードというのは『credit=信用』でありクレジットカード会員は信用で代金を後払いで買い物ができることにあります。

そのため信用のない人間にはクレジットカードを持つ資格はありません。

つまりクレジットカード会員はカード会社から信用されているためクレジットカードで買い物ができるのですが、10円の価値しかないものを100万円のクレジットカード決済で購入するということは信用をなくす行為といえるでしょう。

そのためもしクレジットカード会社に10円の価値の商品を100万円で購入したことが発覚すれば即座にクレジットカードは利用停止となり強制退会となります。

したがってキャッシュバックでのクレカ現金化は法律に違反しなかったとしても利用者とクレジットカード会社間には問題があり、正規の使用方法とは逸脱する行為といえるでしょう。

商品買取によるショッピング枠現金化の問題点

インターネット上には様々な情報がありますが、すべてが真実ではなく根も葉もないウソの情報というのも少なくありません。

クレジットカードのショッピング枠現金化に関する情報も多数あり、掲示板やYahoo知恵袋でさまざまな憶測が流れています。

過去に逮捕された現金化業者の大半がキャッシュバック方式のため、キャッシュバックによる現金化の危険性を促されることは少なくありません。

反対にこれまで摘発された事例のない「クレジットカード決済によって購入した商品を買い取る現金化方法は安全」といった内容のものも見かけることがあります。

では本当にキャッシュバックだけがリスクがあり、商品買取なら安全にショッピング枠を現金化することができるのでしょうか?
カードでお金の店頭買取によるクレジットカード現金化は30年以上前から続いている商売です。この多くは金券ショップと同様の業務内容となるため法律に違反することはないでしょう。ただどのクレジットカード会社でも利用規約に換金目的による使用を禁じているため絶対に安全とはいえません。

クレジットカード現金化の歴史が30年以上あるのに伴い、クレジットカード会社は常に換金目的として購入される商品に警戒をしていることは間違いありません。

現在でもカードでお金の店舗ではみどりの窓口で購入が可能な新幹線の回数券をクレジットカードで購入させ買い取っています。

もうこの「新幹線の回数券」という商品は10年以上現金化に最適な商品となっており、クレジットカード会社によっては新幹線チケットが購入できないように制限がかけられているものまで登場しました。

つまり従来の定番となっていたカードでお金の店舗で新幹線チケットの買取の時代は終わるのではないでしょうか。

現在でも東京の都心部には新和チケットなどの店舗型現金化業者があり、新幹線の回数券の売買が行われていますが今後さらに状況は厳しくなっていくことは間違いありません。

なぜならクレジットカード会社は換金目的で使用することを禁止しておりその温床となっているものを阻止しなけばならないからです。

ショッピング枠を現金化しても支払いが滞らなければ問題ない?

クレジットカードの支払い延滞

クレジットカードのショッピング枠現金化はマイナスイメージが強くあり利用者は大きな損害を被る悪徳商法とされているのです。

そしてクレジットカード会社や消費者庁といった関係する機関からは排除されるべき存在とされています。

ではクレジットカード現金化というサービスを理解した上で利用し支払いを滞らなければ問題なく利用することができるのでしょうか?
確かにクレジットカード現金化はどの方法にしても根本的に買い物をするためのショッピング枠をお金に換えるという正規の使用方法とはいえません。しかしきちんと支払いが行われるのであればクレジットカード会社としても現金化行為を咎める必要はないのです。

悲観的に考えればショッピング枠現金化は実質的に20%程度の手数料を支払いショッピング枠をお金にできる割高な商売といえるでしょう。

しかしこの世の中に無償で利用することができるサービスはほとんどありません。

何かをするためには多少なりともお金を支払うのは当然のことなのではないでしょうか。

通常では買い物にしか利用できないショッピング枠をお金にするために数%の手数料が差し引かれるのはおかしな話でもないような気がします。

このクレジットカードのショッピング枠現金化という仕組みを理解した上で、急にお金が必要になった時にだけに現金化し支払いはきちんと行っているという方も少なからずいるでしょう。

つまりクレジットカード現金化が問題のある行為だとしても使い方によっては便利なサービスとなるのです。

もちろんこれは現金化業者と利用者だけではなくクレジットカード会社にもいえるでしょう。

クレジットカード現金化を利用したことによって支払いが滞ってしまい、ブラックとなった方もいるのは間違いありません。

しかしクレジットカード現金化を何年も利用し続けているヘビーユザーも存在しているのは事実なのです。

ショッピング枠の現金化には問題がないとはいえませんが、もうすでに生活の一部として利用している方もいるほど社会に浸透した商売なのではないでしょうか。

今後もクレジットカード現金化に対する規制は厳しくなることでしょう。

どんなに規制が厳しくなろうともクレジットカードのショッピング枠現金化の利用者がいる限りなくなることはない資金調達の方法なのです。

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