「お金」は生きるために必要不可欠な存在ですが決してきれいなものではありません。

 

犯罪の大半はお金を違法に奪うために起きており根源となっているようにも思えます。

 

強盗・詐欺・横領などなど毎日のニュースのなかでお金による事件が発生しているのです。

 

仕事をしてお金を稼ぐことは簡単なことではありません。

 

普通の会社に勤めていてもギリギリの生活をすることの収入しか得ることはできず、よっぽどのことがなければ裕福な暮らしを送ることはできないでしょう。

 

そのため突然の出費や冠婚葬祭などの支払いがあった時にお金が足らないことも少なくありません。

 

そんな時、クレジットカードのキャッシングや消費者金融からお金を借りることができれば済みますがすでに限度額まで借りていたらお金を工面できません。

 

このようなケースに対応することができるのがクレジットカードのショッピング枠現金化ですが、クレジットカードを所有していない方には無縁の話です。

 

そこで最近、脚光を浴びているのがクレジットカードがなくてもできる携帯電話のキャリア決済を使用する現金化サービスです。

 

クレジットカードはある程度の収入があり信用のおける方でなければ所持することはできませんが、携帯電話を所有するためには特に厳しい審査はなく誰でも持つことができます。

 

そんな携帯電話で利用することが可能なキャリア決済の現金化は手軽にできるサービスですが、そこにリスクも潜んでいるのです。

 

スマホだけで手軽にできるキャリア決済現金化

携帯電話キャリア決済現金化の依存性

これまで消費者金融などのお金を借りる方法に加えクレジットカードのショッピング枠で資金調達することができる現金化サービスが浸透してきました。

 

しかしこのクレジットカード現金化はクレジットカード所有者限定のサービスという点があり誰にでも利用することが可能な訳ではありませんせした。

 

このクレジットカードのショッピング枠現金化も時代の流れと共に変化していきキャッシュバック特典付き商品購入からデジタルギフトとなるアマゾンギフト券の買取にシフトしつつあります。

 

そこでこれまで「現金化」といえばクレジットカードで買い物をすることが条件となっていましたがデジタルギフトの買取が取り入れられたことにより携帯電話のキャリア決済でも運用することが可能になり、携帯電話のキャリア決済現金化という新しいサービスが生まれたのです。

 

携帯電話のキャリア決済はクレジットカードのショッピング枠と同じように機能で、本来は着メロや着うたのダウンロードした支払いに使用されていましたが近年は様々なサービスがキャリア決済で支払えるようになりました。

 

この携帯電話のキャリア決済でデジタルギフトを購入し換金できるサービスがスマホでできる携帯決済の現金化として今後さらに注目を集めていく資金調達方法とされているのです。

便利なサービスだから思わず現金化してしまう

携帯電話のキャリア決済現金化

今の時代にスマートフォンや携帯電話を所持していない方はまずいないでしょう。

 

つまり携帯電話のキャリア決済現金化は誰にでも簡単に利用可能なサービスと言っても過言ではありません。

 

そのためクレジットカード現金化と比較するとターゲットとなる層は数倍にもなります。

 

過去にクレジットカード現金化の危険性が示唆され社会問題化されているような情報もありました。

 

ではクレジットカード現金化よりも多くの方が利用できる携帯キャリア決済の現金化には問題点はないのでしょうか?

 

まずこのキャリア決済現金化の利用者にとっては非常に便利なサービスとなります。

 

なぜなら普段から手元にある携帯電話だけで利用することができるからです。

 

従来のカードでお金の現金化のようにどこかの店舗に足を運ぶ手間なくどこからでも手軽に現金化することができます。

 

そのためお金が少し足らない時には簡単に携帯電話から申し込みし即日振込してもらえるのです。

 

使用したキャリア決済は携帯電話料金に合算される

携帯電話料金による請求

キャリア決済現金化は非常に利便性の高いサービスですが利用すればクレジットカード現金化同様、支払いをしなければなりません。

 

携帯電話のキャリア決済は電話料金の請求に合算され必ず一括で支払うことになります

 

たとえば5万円分の現金化をし携帯電話料金が1万円だとすると合算され6万円を支払わなければなりません。

 

毎月の支払いで1万円なら支払うことは可能ですが6万円となるとその負担は軽いものではなく、困難に陥る方も少なくないでしょう。

 

では支払いに困惑してしまった方がどのように解決するのかといいますと、またキャリア決済を現金化し支払いをするのです。

 

携帯電話の請求は使用した月の翌月となりますので請求が届く頃にはまた利用枠が戻っているです。

 

しかしこのキャリア決済現金化で支払うことは危険な方法なのです。

 

キャリア決済現金化が繰り返される可能性

携帯キャリア決済現金化のスパイラル

確かに軽い気持ちでキャリア決済現金化を利用してしまいその支払いに困ったら再度キャリア決済現金化に支払うことは可能です。

 

しかしこれはキャリア決済現金化スパイラルの始まりとなってしまうことになります。

 

クレジットカード現金化でも換金率が100%にはならないのと同じで携帯電話のキャリア決済現金化でも決済金額がそのまま現金に換わるわけではありません。

 

現在の換金率の相場は70%前後となっており5万円分を現金化しても3万5千円にしかなりません。

 

これを毎月繰り返すことになりますと1万5千円を常に負担しなければならないことになります。

 

この現金化スパイラルにはまってしまいますと抜け出すことは簡単なことではありません。

 

クレジットカード現金化を併用し一度リボ払いで返済することができれば解決することはできますが、そうでもしなければ区切りをつけることはできないでしょう。

 

キャリア決済現金化は手軽に利用することができる便利なサービスですが、毎月利用してしまう依存性の高いサービスという点もありますので計画的に利用しなければ思わぬ負担となってしまうこともありますので注意しましょう。