いつの時代にも正業だけでは生活が苦しく、どうにか収入を増やさなければならないという方はおり、そういった方が働く場として深夜のアルバイトや休日だでも可能な副業が存在します。

 

副業やアルバイトにはいろいろな形があり飲食店や警備会社で働くものだけでなく自宅でもできる在宅ワークなどもあり、ニーズに合わせて選ぶことができます。

 

共通している点といえば副業をする目的は経済的に困窮している点であり、生活に余裕がある方が時間を削ってまでアルバイトをすることはありません。

 

しかし金銭的な余裕のある方でも一時的にお金を都合しなければならない時もあり、そんな方が利用するクレジットカードのショッピング枠現金化でも副業を用いた方法があるのです。

 

それがこの副業やアルバイトの報酬として支払われるクレジットカード現金化の方法なのです。

 

副業としてのショッピング枠現金化の仕組み

多くのクレジットカード現金化は買い物をした商品を換金する方法がほとんどですが、例外的な方法としてキャッシュバック特典付き商品を購入する方法があります。

 

このアルバイトによる現金化方法というのはどちらかと言うとキャッシュバック方式に近い仕組みとなっています。

 

その理由としては

  • 換金性の高い商品を購入しない
  • 購入した商品の買い取りによる方法ではない
  • 現金化業者によるクレジットカード決済となる

という買い取り方式とは異なる点があるからです。

 

ではこのアルバイト方式にショッピング枠現金化はどのような仕組みなのかといいますと、

 

  1. 通常の現金化と同じように身分証明書やクレジットカード情報の確認
  2. 希望金額を現金化業者がクレジットカード決済
  3. メールにて簡単な英単語の翻訳の情報商材が送られてくる
  4. その問題を解いた報酬として現金が振り込まれる

という流れになります。

 

ようするに英語の翻訳と言う名目のアルバイトをした報酬として現金が振り込まれる方法なのです。

現在でも使用されている現金化方法だがこの問題点は?

アルバイト方式によるクレジットカード現金化は現在でも行われている方法です。

 

過去のこの方法で逮捕された業者は存在しないため法律的にも問題ないようにも思えます。

 

では本当にアルバイト方式には問題点はないのでしょうか?

 

一般的に商品の買い取りによる方法は換金となり、キャッシュバックでは還元することになります。

 

この副業としての現金化は換金でも還元でもなく報酬や給与としての支払いとなりますので所得になるのです。

 

クレジットカード決済にて情報商材を購入しアルバイトをした対価としての報酬であれば貸金業には当たらないというのが現金化業者の見解だと思います。

 

確かにキャッシュバック方式のように価値のない商品に高いパーセンテージのキャッシュバック特典が付くというのは非常に不自然な話です。

 

それと比較しますと一捻り加えた方法のようにも思えますが、内容としてはそこまでの差はありません。

 

なぜならこの英語の翻訳という業務内容の詳細は「dog=犬」や「cap=帽子」といったレベルの小学生でも容易に解けるものだからです。

 

従ってクレジットカード決済し報酬を支払うのが目的であり、そのために偽装取引と判断されてもおかしくはないことになります。

 

アルバイト方式のクレジットカード現金化の総評

アルバイトや副収入はお金を稼ぐための方法として今も昔も行われています。

 

たとえば子供が手を離れた専業主婦が時間を持て余しているのであれば少しは家計の足しにと行うケースも少なくありません。

 

スーパーマーケットやファミリーレストランのパートに出る方もおりますが休日出勤や長時間勤務しなければならないこともあり、できれば在宅ワークを希望する方もいるでしょう。

 

そんな専業主婦でもできるスマートフォンだけで簡単に稼げるアルバイトとして数年前にこのクレジットカード現金化が行われていました。

 

つまり「副収入」や「アルバイト」というのはあくまでも建前だけの話で実際に働く訳ではありません

 

クレジットカード決済をし報酬を得ることはできますが、振り込まれる報酬よりも明らかに決済金額の方が多くなるため実質的に資産は減少することになります。

 

それを賢く稼げる方法として広告をしているため多くの方が自宅ででき高い報酬を獲得できる方法としていますが、実際にはクレジットカードのショッピング枠現金化でしかありません。

 

そのため過去に問題となっていたビジネスですが、これが現在のクレジットカード現金化の方法としても活用されているのです。

 

今のところ法律に違反し有罪判決を受けた判例はないため完全に犯罪とまでは言い切ることはできませんが、キャッシュバック方式と同様に副業を装った実質的な高金利での貸付と判断される可能性は十分にあります。

 

従ってクレジットカード現金化に申し込み「アルバイト」や「副収入」というキーワードが出た場合には利用を控えることが賢明と言えます。